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  大人になってピアノ再開しました
自主練・アラベスク1番②
2019年01月13日 (日) | 編集 |
ドビュッシー「アラベスク1番」に関する文献を探していたところ、
昔購入していたピアノ情報誌に気になる記事が掲載されていました。

音楽之友社 ムジカノーヴァ 2002年9月号 
特集:「指使い」を考える より
「指から感じるドビュッシー」 青柳いづみこ
 *書かれなかった指番号を読み解く 

記事は7ページ。
その中に、アラベスク1番の安川版とヘンレ版の解釈と
それに伴う奏法の違いについての文献がありました。


♪ポジション移動かレガート指向か?
・安川先生の奏法の特徴は、ポジションという考え方。
 あまり指をくぐらせず、親指を基盤とするポジションの中で沢山の音を掴む。
 指が足りない場合は、手ごと別のポジションに移動させる。
・重視されるのは、ひとつひとつの音の連なりよりは、
 全体に溶け合う美しい響き。
・ヘンレ版は、音を結ぼうとする傾向が強い。
 レガート指向。

<冒頭>指使い
KIMG0104_2_convert_20190112223655.jpg  
・安川版  123421   123521
・ヘンレ版 234532   134532
・筆者   134521   134521
 ヘンレ版・・親指を黒鍵に乗せるのを避け、2番目と3番目の音に3-4
       3-4は2-3より歌い込めるため。 
       2小節目の3指の使い方にやや無理が?
 筆者・・歌い込む部分は3-4、下りる部分は無理なくポジション替え
     出来るように5-2-1

<6小節~>
・安川版  142514231 42 1   3
・ヘンレ  4(5)(2)(4)(1)535(2)   (3)(1)53   (2)
  *( )は筆者が付けた指使い
KIMG0105_2_convert_20190112223730.jpg        
・安川版  13231       14241
・ヘンレ  (1)3 2(3) 1                          (1) 2(1)(2)1
 左手の動きは安川版が無理がなく、
 右手はヘンレ版の方がよりアラベスク的になる?

<34小節~>
・ヘンレ上声
   4  5-4 5-4      5  4  5-4
KIMG0108_01_2_convert_20190112223746.jpg
*安川版・・全て上の3度が53なのは、フランスの伝統的な奏法、
     「引き出し弾き」で弾くため。
      *手首を手前に引き寄せ、また円を描くように向こう側に
       おしやる動きで弾く奏法。
       手首を使って弾くのでやわらかい響きが出る。
*ヘンレ・・この指使いだと、4分音符は太くなめらかな線として
      浮かび上がってくる。

私は安川版を使っています。
習った頃からほぼ安川版の指使いで弾いています。
指使いを変えると、響きなど変わってくるのか?
・・試してみようかな。。。

こちらは、再開した頃よく観ていたビデオー現在はDVDですが、
そのDVDブックに記載されている文章です。
「井上直幸 ピアノ奏法① 作曲家の世界」~DVDブックより
*ドビュッシー
 ・ドビュッシーの音楽をとらえるときには、まず彼の和声を出発点として捉えたい。
 ・あるメロディにハーモニーをつけるとき、彼は決して、
  単純な古典的な進行のハーモニーをつけない。
  びっくりするような不思議な響きを持ってくる。
  そしてそれが本当に美しい・・弾くのをやめられなくなるくらい。
 ・ドビュッシーを弾くときには、ハーモニーと同じく、
  ペダルの使い方についても、まったく新しい感覚が必要になってくる。
  注意深く「響きをつくる」こと。そして最高にいい音で、いい趣味で弾くこと。
 


♪「アラベスク1番」の演奏で好きな演奏はありますか?

アラベスク1番は、大人になってレッスン再開した頃の憧れ曲でした。
子育て時代のピアノ友達がうちのアップライトで弾いていた曲。
当時は今ほどピアノ曲に詳しくありませんでした。
(子供時代はチェルニー、ハノン、そしてソナタなどしかやったことがなく、
 知っているのはショパンの有名な曲位。。)
そう、忘れもしません。あの響き、音色。
こんなに素敵な曲があるんだ、と感動しました。
アラベスク1番をいつか弾いてみたい、と思い、
再びクラシックの楽譜を取り出してあれこれ弾いていました。
そして、再びレッスンに通おう!と思ったきっかけは、
「ピアノ奏法」のビデオを見て「ピアニストってすごい!」と感動したからでした。
もっといろんな曲を習いたい、と思い大人教室に通い始めました。
ビデオで演奏されていた曲(一部抜粋)は「いつか弾いてみたい」憧れ曲に・・
井上直幸さんは2003年に他界されましたが、
それからも・・あのビデオは何度も繰り返し観ていました。

私にとっての「アラベスク1番」の好きな演奏は、
20年程前に聴いたピアノ友達の演奏と、
ピアノ奏法のビデオで繰り返し聴いた井上直幸さんの演奏(一部のみ抜粋)です。

時々、昔を思い出して、ふと弾きたくなる曲なのでした。




自主練・アラベスク1番①
2019年01月11日 (金) | 編集 |
🎹2019年1月・自主練記録

♬ホ長調 (E-dur)♬  
【下属調の同主調】    【同主調】       【属調の同主調】
 イ短調(a-moll)------ホ短調(e-moll)------ロ短調(h-moll)
               #          ##
    |           |           |
 【下属調】      【主 調】      【属 調】
 イ長調(A-dur)------ホ長調(E-dur)------ロ長調(H-dur)
   ###       ####       #####
    |           |           |
【下属調の平行調】    【平行調】       【属調の平行調】
 嬰へ短調(fis-moll)----嬰ハ短調(cis-moll)----嬰ト短調(gis-moll)
   ###       ####       #####

♬ホ長調のピアノ曲♬
 ・バッハ      平均律9番 インベンション6番 シンフォニア6番
           フランス組曲第6番
 ・ベートーヴェン  ソナタ第9番 第30番
 ・メンデルスゾーン 無言歌「甘い思い出」「なぐさめ」「詩人のハープ」
           ロンドカプリチオーソ
 ・ショパン     練習曲Op.10-3 スケルツォ第4番 ノクターン18番
                       ・・・etc. 

<ドビュッシー アラベスク1番>
 ホ長調 三部形式 4分の4拍子 Andantino con moto
  *アラベスク・・アラビア風、唐草模様
KIMG0097_2_convert_20190110211427.jpg
*音楽之友社・安川版より
 ・レガートに注意。左手と右手に分かれているが、
  音は1つの手で弾いているかのように流れていくこと。
 ・旋律と伴奏の部分が、はっきりと差別されるように弾くこと。

KIMG0098_2_convert_20190110211448.jpg
*中間部 イ長調(S) 
KIMG0099_2_convert_20190110211511.jpg
 ・39小節からTempo rubatoだが、あまりリズムを崩し過ぎないで
  きれいにすっきりと歌うように。
    Un pen movis vise・・少しゆっくり目に
 ・42小節に出てくる<sf>は全体のニュアンスがpだから、
  唐突にならないようにバランスを考えて弾く。

KIMG0101_2_convert_20190110211600.jpg

KIMG0103_2_convert_20190110211656.jpg
 ・rit. a tempo, stringendo などが度々出てくるように、
  自由な形の曲なので楽想として全体が固くならないように
  柔らかく流れるように弾く。

 


ドビュッシーのピアノ曲
2018年07月07日 (土) | 編集 |
今年も半分終わって 今さら・・なのだが、
今年はドビュッシー没後100年のメモリアルイヤーなのだそうだ。

🎼クロード・アシル・ドビュッシー Claude Achile Debussy
  1862年8月22日生まれ 1918年3月25日没
 フランスの作曲家 印象派の第一人者
 ☆印象派とは・・「大作曲家たちの履歴書/三枝成彰」より~
  ・簡単に言えばオーケストラの中に”色”を持つ音楽。
  ・アラベスク模様のようにパターンが反復していく、
   散文的で即興性への志向を秘めた音楽。
  ・機能性和声を無視していること。和音が平行に動くこと。
   教会旋法や全音階、五音音階など、中世や異国の旋法に注目し、
   新たな形で取り入れていること。
  ・題名が自然や風物にちなんだ暗示的なものであること。
   印象派の標題音楽ー擬音的な音形がなく、つかみどころのない音楽で、
   音による印象を重視し、聴く者に映像的なイメージを喚起させるもの。

子供時代のお気に入り”少年少女世界名曲アルバム”
そのレコードに収録されていたドビュッシーの曲は、
「亜麻色の髪の乙女」「喜びの島」だった。

  ☆音楽之友社/ドビュッシーピアノ曲集Ⅳ(安川加寿子版)より~
  「喜びの島」
   ルイ15世頃の画家ワトーの作品に、幸福な恋人達が、愛も宝も、
   欲しいもの全てが満ち満ちているという古代ギリシャの女神ヴィナスの島へ
   船出する絵があって、ドビュッシーはそれをもとにして、思い煩うこともなく、
   ただ気楽な笑いと歓喜とに充ちた気分を、ヴェルレーヌの詩情と雰囲気で作曲。


ドビュッシーの作品は、作曲年代によって3つの時期に大別することができる。
第1期(1888~1890)
「2つのアラベスク」「夢想」「ベルガマスク組曲」等
♪アラベスク第2番


第2期(1901~1907)
「ピアノのために」「版画」「映像」「喜びの島」等
♪水の反映

 
第3期(1908~1918)
「子供の領分」「前奏曲集」等
♪沈める寺



大人になってレッスンを再開した頃の憧れ曲は、
ドビュッシーの「アラベスク第1番」だった。
大人になって初 の発表会で弾いた♪
そして、いつか習いたいと思っている曲は、
「パスピエ」「水の反映」「雨の庭」など。
・・・いつになるのか?わからないけど(笑)

・・そうそう、ドビュッシーって稀代の悪人らしい Σ(´Д`lll)エエ!!



憧れのアラベスク1番
2015年02月23日 (月) | 編集 |
大人ピアノ教室で習い始めたころ、憧れ度NO.1曲だった

 ドビュッシーの「アラベスク1番」!!!

何で憧れかっていうと、「おフランス(先生談)」的なメロディーと
揺れ、これこそ大人のピアノねっ!!て思ったのですわ!(^^)!
ピアノ友達K子さんの演奏が洒落てて、素敵だったんです
子供時代は、ほぼ古典の曲ばかり習っていたのでテンポ・ルバートなんて
言葉も知らなかったし・・(◎_◎;)

今から10年以上昔のこと・・・
大人ピアノ教室(O教室)一周年の春に第1回の発表会開催が決まり、
各自、先生との連弾&ソロを披露することになりました。連弾曲は先生が
選ばれて、私はブラームスのワルツ2曲を弾くことに。
そしてソロ曲は・・・
もちろん、「アラベスク1番」ですよ!(^^)!

絶対に最初の発表会で弾く!って決めてました。いよいよ憧れの曲に挑戦
だ~(*^^)vルンルン♪♪(楽譜は音友社の安川加寿子さん版)

譜読みもほぼ出来て、さあレッスン!!
ワクワク♪♪♪
・・・が、しかし!!(◎_◎;)

・・Tempo rubatoがね!(>_<)それに三連符!!
特に、出だしの左手→右手→左手→右手→左手のアルペジオがひとつの流
れのように弾けなくて苦労した💦右手から左手への重力移動が上手く出来
なくて、音が切れてしまう。たった2小節なんだけどね。2小節だけに、
どれだけレッスン時間を費やしたことか・・
それとペダル。踏み替えが下手なので、音が濁ってしまうのよ💦
どんな曲でも、曲の最初が一番難しいと思う(>_<)
テンポ・ルバートは、先生に色々コツは教えてもらったけど、頭で考えて
弾けるものじゃない気がするな~(*_*)中間部の「揺れ」は、自分なりに
「こんな風に弾きたい!」てのがあったので、何回も色々弾いて・・
レッスンの度に「難しい~(-_-;)」を連発しながらも、発表会までに一応
仕上がり無事に披露しましたよ。
昔、K子さんに送っていた発表会レポートを残してて、そこに
「アガった。何回も間違えたけど、止まらずに最後まで弾けて良かった」
と書いてあって・・思いました。

私、今も人前で弾く度に同じこと思ってる!!・・・ははは~(;一_一)

そんな風に憧れの「アラベスク1番」チャレンジは終わり・・・
2・3年前に、現在習っている先生(A先生)に一回だけレッスンしていた
だきました。・・少しは進歩したかな・・?

   今でも時々弾いてみたくなる曲です♪