FC2ブログ
  大人になってピアノ再開しました
ソナタ「月光」あれこれ③
2020年02月06日 (木) | 編集 |
🎹今年はベートーヴェン生誕250年の記念イヤー 🎹

<ソナタ第14番 Op.27-2「月光」第2楽章>
 アレグレット Allegretto  変ニ長調(Des-dur)  4分の3拍子
  *変ニ長調は嬰ハ短調と異名同音の関係
 形式ー複合三部形式、メヌエット、(参考文献により違いがある)
 ☆リストは「2つの深淵の間の一輪の花」と名づけた。
   (参考文献) ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説/横原千史
           ベートーベン ソナタアルバム1/全音 解説・諸井三郎

♪第1部(メヌエット) 1~36小節
 1~8ー中心となる主題 17~24ー主題が修飾的に反復
 25~36-拡大
 KIMG0531_3_convert_20200206121931.jpg

 KIMG0532_2_convert_20200206121948.jpg

♪第2部(トリオ) 37~60小節
 KIMG0534_2_convert_20200206122002.jpg  
♪第3部(メヌエット) 第1部の反復 


レッスン再開して2年目の頃に習った曲です。
当時、楽譜は全音ピースを使っていました。
 👇子供の頃、お小遣いで初めて買ったピース✨でした。
月光ソナタ
楽譜にはM先生の書き込みがあり、
月2回のレッスンがすごく楽しみだった当時を思い出しました。

月末まで楽しく練習しようと思います♪




ソナタ「月光」あれこれ②
2020年01月11日 (土) | 編集 |
🎹今年はベートーヴェン・生誕250年記念イヤー 🎹

ソナタ第14番 Op.27-2「月光」
<第1楽章>
 Adagio sostenuto アダージョ ソステヌート
 嬰ハ短調(cis-moll) 2分の2拍子
 三部形式(不完全なソナタ形式)

*Si deve suonare tutto questo pezzo delicatissimamente e senza sordino
 この作品(楽章)全体は非常に柔らかく、ダンパーペダルなしで弾かれる。
 つまり、右ペダルを踏んで弾かれる。


第1部 提示部(1~23)
・導入 1~5小節
 左手和音、4つの音階的に下行する音が作っているのが発生的基本線
・第1主題 6~9小節 嬰ハ短調
 KIMG0496_2_LI_convert_20200111212857.jpg
 確保  10~15小節 ホ長調
・第2主題 16~23小節
 KIMG0498_3_LI_convert_20200111212921.jpg
第2部 展開部(24~42)
・前半 24~28小節 第1主題が展開
 KIMG0499_2_convert_20200111212954.jpg
・後半 29~42小節 3連符が展開 左手、長い持続低音
 KIMG0500_2_LI_convert_20200111213019.jpg
第3部 再現部(43~59)
・提示部の導入は省かれる。大体第1部・提示部と変わりない。
 KIMG0501_2_LI_convert_20200111213041.jpg
 KIMG0502_2_LI_convert_20200111213110.jpg
 KIMG0503_2_convert_20200111213148.jpg
コーダ 60~69小節 
 KIMG0504_2_convert_20200111213207.jpg

☆演奏について
 ・2拍子であることを忘れないこと。
  テンポは遅すぎない方が弾きやすく感じる。
 ・右手で2声部を弾くところ、9度の部分があるが、
  (8、16、18、45、52、54)
  昔習った時は右手は9度が届かなかったので、下の音を左手で取っていた。
  今は届くけれども、当時の弾き方で弾いている。
  59小節は今も届かないので、最初の#ファは弾いていない。
 ・同じフレーズが2度続く部分は、同じ様に弾かず変化をつける。
  (16~19小節など)
 ・主旋律を浮かび上がらせるように弾きたい。
  3連符は控えめに。バッハのように、各声部の流れを意識する。


     ・・という感じでしょうか。
      月末まで練習を続けたいと思います。



ソナタ「月光」あれこれ①
2020年01月09日 (木) | 編集 |
🎹今年はベートーヴェン・生誕250年の記念イヤー🎹

☆ソナタ「月光」についての覚書☆

ソナタ第14番 嬰ハ短調(cis-moll) Op.27-2 「月光」
 1801年完成 1803年出版
 献呈:ジュリエッタ・グイッチャルディ
 「月光」という愛称:ドイツ音楽評論家・詩人のルートヴィヒ・レルシュタープが、 
  第1楽章について「月光に照らされたスイスのルツェルン湖の波に揺らぐ小舟のよう」
  と述べたことに由来する

  《参考文献》
  ベートーベン ソナタアルバム1/全音楽譜出版社
  ベートーヴェン ピアノソナタ全作品解説/横原千史
  ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ/原田宏美 


・Op.27の2曲のソナタ(13番・14番)は、
 「幻想曲風ソナタ(Sonata quasi una Fantasia)」と題されている。
 古典的ソナタで重要な冒頭ソナタ楽章を欠いている。
 *それまでのおおよその古典的ソナタ・・
  第1楽章 ソナタ形式ー速いテンポ 曲の中心的存在
  第2楽章 リート形式(またはメヌエット、変奏曲)-緩やかなテンポ
  第3楽章 ロンド形式(またはソナタ形式)-軽快で速いテンポ


・Op.27-2(14番)は「緩徐楽章のような瞑想的アダージョで始まり、 
 短い舞曲楽章の後にソナタ形式の堂々たる終楽章が付いている」
 重心が最終楽章におかれている。
  第1楽章ーアダージョ ソステヌート 嬰ハ短調(cis-moll)
       自由な3部形式、不完全なソナタ形式 2分の2拍子
  第2楽章ーアレグレット 変ニ長調(Des-dur) 
           ★嬰ハ短調の異名同音⇒普通は近親調に転調する
       複合3部形式 4分の3拍子
  第3楽章ープレスト アジタート 嬰ハ短調(cis-moll)
       ソナタ形式 4分の4拍子

・循環という構成法・・ベートーヴェンが生み出したもののうちの
  最も高い価値をもつもののひとつ
 ☆循環形式ーひとつの素材を循環させる(リサイクル)というアイディア
  <例>
  ♪第1楽章 1~5小節 導入部
   左手の下行している4つの音がとても重要
  KIMG0488_2_LI_convert_20200109214615.jpg
  ♪第1楽章 第2主題(16~23)右手メロディのみ
   19~21小節に下行している音
  KIMG0489_2_LI_convert_20200109214443.jpg
  ♪第2楽章 冒頭
  KIMG0490_2_LI_convert_20200109214632.jpg
  ♪第3楽章 第2主題
  KIMG0491_2_LI_convert_20200109214550.jpg  
  ♪第3楽章 推移
  KIMG0492_2_LI_convert_20200109214531.jpg
  ♪第3楽章 第2部展開部(65~101)
  KIMG0494_2_LI_convert_20200109214508.jpg
  

      ②に続きます~ 第1楽章を取り上げます