2018
04.19

自主練・ソナタK.279 1楽章①

Category: ソナタ
🎹ハ長調  (C-dur C major)

♪モーツァルト/ピアノソナタ 第1番 K.279 
 ミュンヘン 1775年作曲 19歳
 「モーツァルト・ピアノソナタ 形式の分析による演奏の手引き」より~
 ・モーツァルトは1775年1月に自作の喜歌劇「にせの女庭師」の初演で
  ミュンヘンを訪れた際、第1番~第6番までのソナタを一気に書き上げた。
 ・調性がK279ハ長調を基調として、K280,281,282は5度ずつ下の調性へ、
  K283,284は5度ずつ上の調性へと関連づけて書かれている。
  K280 ヘ長調(♭)、K281  変ロ長調(♭♭)、K282 変ホ長調(♭♭♭)、
  K283 ト長調(#)、K284 ニ長調(##)


♪第1楽章 Allegro ハ長調 ”ソナタ形式”
 「ソナタ形式」
  提示部ー展開部ー再現部ー終止部(終止和音又はコーダ)
  ・提示部ー第1主題(主調 Ⅰ)、移行部、第2主題(属調 Ⅴ)、短い終結部からなり、
   全体が繰り返される。2つの主題は対照的な楽想とされる。
  ・展開部ー主に属調(Ⅴ)、下属調(Ⅳ)や関係する短調(平行調、同主調、Ⅴのⅴ短調など)
   で始まり、提示部の主題に使われた楽想、その反行形、新しい楽想などが、
   転調されたり、さまよったりしながら自由に展開し、
   やがて主調の再現部に戻る準備をする。
  ・再現部ー提示部と同じ内容だが、第1主題、第2主題すべて主調(Ⅰ)で提示される。
  ・終結部ー提示部に使われた楽想が同型反復や反行、変化したりして主調(Ⅰ)で終結。
  ☆短調ソナタは通常、第1主題が主調、第2主題が平行調、
   展開部は平行調か同主調に移る。


<提示部>1~38小節
K279 1
*第1主題 ハ長調(Ⅰ)
 力強いアルペジオ和音と16分音符の上下行するパターンの繰り返し
K279 2 K279 4
*第2主題(20小節~) ト長調(Ⅴ)
 付点のリズムをともなった軽妙なフレーズ

<展開部>39~57小節
K279 3
*第1主題の展開(39小節~)ト短調(Ⅴの同主調)
 ”属調の同主調”というソナタ形式にしては珍しい調性で始まる。
 提示部のモチーフから派生した楽想が、転調されながら展開を続ける。
 52小節目から再現部を導くハ長調のⅤ-Ⅰの和音が5小節続き、
 58小節目から再現部。


<再現部>58~100小節
K279 5
*第1主題(58小節~) ハ長調(Ⅰ)
K279 6
*第2主題(74小節~) ハ長調(Ⅰ)
 
第1主題と第2主題を繋いだ経過部(9~16)の後半が第1主題のあと67小節4拍目からと、
 経過部前半の断片が第2主題の途中(82~85)に挿入されている。


今のところ、上記のようなことを楽譜に書き込み、
わかる部分は調性や和音記号も書き込んで譜読みをしています。
カデンツがわかると曲の句読点がわかり、フレーズが読みやすくなりますね。
また、モーツァルトは倚音(非和声音、転過音)を巧みに(?)使ったそうなので、
ちょっと目立つ音(和音外の音)に気づいたら和声の本を見て確認したり・・
まだまだですが、少しずつ取り組んでいきたいと思っています。


 
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