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2018
06.19

譜読みの段階で

Category: ピアノ
去年の発表会後から、先生に譜読みから見てもらうことにしました。
理由は、譜読みの仕方が良くない=フレーズに添って譜読み出来ていなくて、
いつもレッスンで修正されることが多かったため。
フレーズ通りに譜読み出来ていればすぐ曲作りのレッスンに入れるのですが、
まずフレーズの修正から入ると、その分時間がかかります。
ある程度譜読みして手が覚えた段階から弾き方を修正するのは大変です。
子供時代からの癖・・小節線ごとに区切ってしまう、縦に拍子を取ってしまう癖もあり、
気をつけて練習すれば大丈夫ですが、無意識にその癖が出てしまうようで、
レッスンで「小節線で息が入っている」と指摘されることが多いです。
息が入る、というのは手(手首)が浮いて音が切れてしまう状態です。
指摘される時は、難しい部分を弾くことに必死で、
自分の音が聴けていない時が多い という気がします。

また、ある日のレッスンで、
譜読みの段階から曲の構想を考え作っていく方が良い、
というような話も出ました。
昔からの習慣で、譜読みする時はまず音を読んで並べることから始めます。
私は、音を読むことは結構得意であまり苦労しないのですが、
フレーズを読むこと、音符の動きを読むこと、全体の流れや構想を練ることは
譜読みの段階ではあまりやっていませんでした。
最近はレッスンで教えてもらったように、考えながら譜読みするようにしていますが。
でも、まだまだですね。。。

それと、これもよく言われることですが、
「弾きにくい、難しい、と思う部分は何か原因がある」ということ。
テクニック的に自分には難しい、という場合もありますが、
大抵は自分で弾きにくくしていることが多いです。
フレーズを正しくとる、弾く場所を考える、指使いを変える、等
ちょっと見方を変えると楽に弾けるようになる。
レッスンで見てもらって「そうかぁ~!」と思うことが多いんですが、
これも譜読み段階で、音符の動きをよく見てフレーズの流れを読んで、
その場所に合う音色がでる場所を探す、という風に出来ればいいそうで。
「譜読み」は奥が深いですね。

最後に、ちょっと話が違うかもですが、
「ピアノ奏法~音楽を表現する喜び~/井上直幸」に書いてあることを
自分の覚書として少し記しておこうと思います。

*良い演奏とは?*
良い演奏の条件のようなものを挙げるとすると・・
・作品がよく読めていること。その曲の様式を掴んでいること。
 技術が安定していること。
・色彩感に富んでいて、音楽が豊かであること。
 いつも音楽が沸き上がってきて、流れていること。
 楽しみがあって、たくさんの語りかけがあること。
 聴いている人を引き込む力があり、しかも、それがとても自然であること。
・作品全体を大きくとらえて、それをどう弾くかについて、
 自分なりのイメージ、構想を持っていること。
☆良い演奏というのは、「指」(テクニック)が先行しているのでなく、
 「イメージ」が先行しているもの。
 「こういうふうに弾きたい」という意志ーその曲に対する、
 曲全体の大きなプランから、瞬間瞬間の(今、弾こうとしている)部分までの
 構想がまず先にある。
 頭で全体のイメージを描き(=考え)、それを音にする(=弾く)、そして、
 イメージしたものに近いかどうかを聴く。
 この流れが、演奏が始まってから終わるまでずっと続いていく。

*退屈な演奏*
①テンポのコントロールができていない。
 曲全体のテンポの取り方に一貫性がなく、コントロールができていない。
②良いリズムで弾かれていない。
 良いリズムで演奏するためには「活きたリズム」に対する感覚が必要。
③フレージングを間違えている、
 またはフレージングの意識を持たないで弾いている演奏。
④適切でないペダリング。
 時に耳にするのは、なんとなくペダルを曖昧に踏んでいる演奏。
⑤全体の構想を持っていない。
 作品の特徴、様式などを知ったうえで、その作品の大まかな形式が
 どんなふうになっていて、それをどう表現するか、という全体的な構想が
 感じられない演奏。
⑥想像力が欠けている演奏。
 ある程度正しく弾かれている場合でも、想像力や、
 聴く人に対する語りかけがなく、起伏に乏しい演奏。


 
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コメント
なるほどなるほど…( ..)φメモメモ

私も譜読みの時は正しい音を取ることだけに集中してしまい、曲想とかフレーズのことは考えられていません。

ブラームスを見てもらい始めの頃のレッスンで言われました。
そういう事も含めて譜読みをした方がいいって。

でもそもそも、どうすればそれができるのか分からなくて…。
楽譜を読む力がないからなんでしょうね。
できないからやらない、じゃなくて意識することが大事ですよね。
結局おっしゃるように曲を仕上げるのが遅くなる。
私が1年もかかっちゃうのはきっとこのせいもあるんだな~。

いつも目からウロコな記事ありがとうございます~。
まんまるお月dot 2018.06.20 07:48 | 編集
まんまるさんこんにちは^^コメントありがとうございます!

> 私も譜読みの時は正しい音を取ることだけに集中してしまい、曲想とかフレーズのことは考えられていません。
> ブラームスを見てもらい始めの頃のレッスンで言われました。
> そういう事も含めて譜読みをした方がいいって。

そうなんですよね~まず、正しく音を取ることが一番ですものね。
クラシックもポピュラーも、歌わせようと思うと大切なのはフレーズ感なんですよね。
わかってはいるけど、、、音読みを優先してしまいます。

> でもそもそも、どうすればそれができるのか分からなくて…。
> 楽譜を読む力がないからなんでしょうね。
> できないからやらない、じゃなくて意識することが大事ですよね。
> 結局おっしゃるように曲を仕上げるのが遅くなる。
> 私が1年もかかっちゃうのはきっとこのせいもあるんだな~。

フレーズは音楽の言葉のようなものなので、声を出してメロディを歌うとわかると思いますよ。
また、譜読みを始める前に、楽譜を見ながら参考にしたい演奏(CDやYouTube)を聴いて、
フレーズの区切りに印を入れたりクレシェンドやf、p等を書いてもいいと思います。
長い曲だと最後まで譜読みするのにも時間がかかりますが、
最初に楽譜を見ながら音源を何度か聴くと、その曲の流れ(主旋律や、転調等で雰囲気が変わる部分、一番の盛り上がりなど)が把握できて譜読みも楽になると思います。

> いつも目からウロコな記事ありがとうございます~。

いえいえ💦いつも先生に言われていることなので、
いい加減何とかしたいな~と思って記事にしてみました(笑)
amydot 2018.06.20 14:38 | 編集
こんにちは~~

私もメモさせていただきましたφ(..)メモメモ
とても参考になります!!

小節線って視覚的にどうしても区切りたくなってしまいますね(^^;;
私もです!←威張って言うことではない(笑)

> 「譜読み」は奥が深いですね。

ホントですよね!
「ピアノの演奏って、譜読みが全てなのでは?」とすら思えます。ちょっと極論ですけど…。

井上直幸さんの言うところの「良い演奏」と「退屈な演奏」のうち、まずは「退屈な演奏」に当てはまる部分を直すことから始めようかなと思いました。
Nekoushidot 2018.06.21 11:38 | 編集
Nekoushiさんどうもです^^コメントありがとうございます^^

> 小節線って視覚的にどうしても区切りたくなってしまいますね(^^;;
> 私もです!←威張って言うことではない(笑)

そうですか~~Nekoushiさんもですか!!
昔のレッスンの名残かもです。

> > 「譜読み」は奥が深いですね。
> ホントですよね!
> 「ピアノの演奏って、譜読みが全てなのでは?」とすら思えます。ちょっと極論ですけど…。

譜読みの仕方で演奏の出来栄えも変わってくる気がします。

> 井上直幸さんの言うところの「良い演奏」と「退屈な演奏」のうち、まずは「退屈な演奏」に当てはまる部分を直すことから始めようかなと思いました。

そうですね~~私もそう思いました。
難しいですけど、意識すれば変わってくると信じて(笑)
amydot 2018.06.21 19:42 | 編集
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